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  • 2012.03.06 Tuesday
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ダンケシェーン、ミハエル。


ミハエル・シューマッハ

ラストラン。

F1ブラジルGP。



前日の予選でのエンジン系統のトラブルによる10番手スタート。



決勝レースが始まるや否や見せる神掛かった走り。



しかし見舞われる度重なるトラブル。



カーボン部品を踏んでしまったとみられる


リアタイヤのバースト。


それにより順位を最後尾まで下げることに。




しかし、そこから皇帝が鬼神の如き走りを見せる。






17番手からミッドランドやらトロロッソやらレッドブルだとかを



スリップにすら入らず圧倒的な強さでオーバーテイクして行く。















そんな中で!!!!!




かつての盟友である現ホンダのR・バリチェロを抜き去った際、







バリチェロに右手を上げていったミハエル。













泣けた。





同一チームでのワンツーフィニッシュ数最多を誇る


ミハエルとバリチェロ。









オーバーテイクの瞬間に上がったミハエルの右手に、




今までの私のF1人生が全て詰まっていた。




中学の頃に見始めたF1。


当時ミハエルとハッキネンがワールドチャンピオン争いをしていた。



その頃フェラーリの2ndドライバーとして


ミハエルの懐刀を務めていたバリチェロ。



フェラーリの黄金期を支え続けたバリチェロ。





バリチェロをパスする瞬間、ミハエルは彼に、



「ダンケ」と言ったに違いない。









一時期は「冷酷無比のターミネーター」


などと呼ばれていたミハエルだが、



ラストランに彼は


こんなに情に溢れた走りをしてくれた。





誰が観ても、


彼は、



誰もが認める皇帝となった。




次代のF1を担うであろう若きドライバー、クビサを抜き去り、


憎きルノーの片割れであるフィジケラを二度も抜き去り、


来期から自分のポストを任すライコネンを抜き去り、



17位から4位まで順位を上げフィニッシュした。




結果、ワールドチャンピオンを危なげなく獲得した



ゲジ眉ではあるが、


このグランプリ、彼はミハエルに「勝った」とは言い得ないだろう。










引退レース、ミハエルは最高の走りを魅せてくれた。




ありがとうミハエル。



さようならミハエル。








Danke.

最近好きな風景

通勤電車の乗り換え。

新御茶ノ水で千代田線から丸の内線の淡路町への乗り換え。





淡路町から一駅の御茶ノ水駅に向かう際、





一瞬地下鉄から地上に出る瞬間。




長い地下で鬱々とした気分の中、一時だけ目の当たりに出来るその光景。






心にまで晴れ間が差すその瞬間。








あの景色が今一番好き。

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